ルーデュモン 仲田さんのワイン

今日は午後からルーデュモンの業務店向けの試飲展示会に参加してまいりました。

ご覧になった方も多いと思います。
先日、NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集された仲田晃司さんのドメーヌです。
Lou Dumont ルーデュモン
フランス ブルゴーニュ 
ジュヴレイ・シャンベルタン村を本拠地とする
ワイン生産者。
仲田晃司さんは日本人です。
年齢は私と同じくらい。40代半ば。
20代からフランスに渡りぶどう栽培、ワイン造りに没頭し、数年前に自分の畑を持ち2008年に自社の醸造所を持つことができたと言います。

以前からルーデュモンの存在は知っていましたが、
古酒をメインとする前職場のコンセプトから扱っても白いラベルのレアセレクションばかり。
オレンジ色のラベルのドメーヌものはほとんど仕入れる機会がありませんでした。

今回のプロフェッショナルを見て、2回感動の涙を流しました。
仲田さんの穏やかさ。
数々の困難に直面しても屈しない。
フラットに穏やかでずーっとニコニコ。
どうしてこんなに穏やかでいられるんだろう。
そんなところに札幌にいらっしゃるというではありませんか!
これはお会いしてお人柄に触れなければ!
そして改めてワインを見直さなければ!!

今日お会いしてもその態度は変わらず。
穏やかな語り口で2017年の栽培状況を語られておりました。

2017年。フランスワインのワイン生産量は93年以来最低というニュースを耳にしました。
特にボルドーにおいてはサンテミリオンは史上最低の生産量。サンテステフとポイヤックはジロンド川の微気候でまだ守られていたけどマルゴーやサンジュリアンも数量は厳しいとのこと。

しかし、仲田さん曰くブルゴーニュは明るいようだった。雹害があったものの2012、13、14年に比べたらワインの生産量は多い。
2017年はブルゴーニュにとっては平均的〜生産者技術により良好なとこは良好な出来。

3月以降リリースされる新ヴィンテージ、
2015年もブドウの優良年。
キュヴェ全般ワイン初心者でも楽しんでもらえる味わいなのでは?と。

しかし私は仲田さんの真髄は薄旨系だと思っているので、2015年は凝縮感のある濃い味わいなのではと予測してしまう。

飲んでみないと。
そして飲み頃を見極めてみんなに伝えないと!!

と、いくら私が気張ってみたとしても、
それも仲田さんにしたらいつどのタイミングで飲んでもそれは僕のワインだって言いそうな気がします。
いい意味でニュートラル。無為自然。

 どうしてそんなに穏やかでいられるのか聞いてみました。
何も考えてないだけと、腰を折って謙遜され、笑ってはぐらかすこともなく恐縮の一点張り。
笑ってはぐらかさないところにこの人ホンモノだ!とまた尊敬。

フランスで、ブルゴーニュで。
そう。日本じゃなくブルゴーニュで、
ブドウを育てワインを作るために生まれてきた方なんだ。それがこの方のこの世の使命なんだと本気で思いました。
それじゃなきゃブルゴーニュの神様アンリ ジャイエに助言貰えないと思う!


今日試飲した6アイテムの中で気に入ったのは
ニュイ サン ジョルジュのブドウを使用している
コード ド ニュイ ヴィラージュ 2014年
希望小売価格5,400円
他の方からも人気が高かった。
インポーター在庫は枯渇し既に完売。
しかし仲田さん曰くブルゴーニュのレストランのために相当量取ってあるという。

みんなでおねだりしてみました(笑)
皆様に紹介できる日が来るでしょうかね。

2015年ヴィンテージ。
3月に割り当てられれば仕入れようと思います!
是非一度手に取っていただきたいワインです(*^^*)

札幌市 手稲区
婦人服とワインショップ
マダムブティックつるもと
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つるワインブログ

札幌市手稲区にて婦人服とワインを販売しています。ここではワインの新入荷情報、今どきのワイン事情、ワインと料理の相性などなど大好きなワインについて日々のこと書いています。 サンテ(乾杯)♪

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